愛知県にお住いの「技術・人文知識・国際業務」ビザのお客様から「経営・管理」ビザに変更のご依頼をいただき無事に許可をいただきました！

お客様は「技術・人文知識・国際業務」ビザで働いておられましたが、日本で生活する中で日本製品の素晴らしさを世界に広めたいと考え、ご自身で会社を経営したいと考えておられました。

素敵ですよね。

まずはどのような会社形態にしたいのか、本店所在地、事業目的、資本金等について詳しくヒアリングしました。

会社を設立して経営をしていくためには、現在の「技術・人文知識・国際業務」ビザではできませんので、「経営・管理」ビザに変更する必要があります。

会社の設立は、日本人や永住者の方、配偶者ビザの方であれば、そんなに難しく考えなくても出来てしまいます。

しかし、「経営・管理」ビザの取得を見据えての会社設立はそうはいきません。

やり方を間違えてしまうと「経営・管理」ビザが取得できず、最悪帰国しなければならないということにもなり兼ねません。

そこまでいかなくても、登記を変更したりするとその分費用がかかってしまいますし、時間ももちろんかかります。

お客様が「経営・管理」ビザを取得して、日本で会社経営が円滑にできるよう、お客様の目的に沿ったアウトラインをしっかりと作り上げることが重要です。

とは言っても、お客様にとっても会社設立は初めてのことだらけ。

ましてや外国で会社経営をするって、本当に大変なことですよね。

彼らにとって当たり前のことが、きっと日本では当たり前じゃなかったりするんでしょうね。。。

そう思うと本当にすごいな～と感心してしまいます。

会社の登記は私たち行政書士では行えませんので、提携している司法書士の先生にお願いをして法人登記をしていただき、その後は必要な許認可を取得し、最後に「技術・人文知識・国際業務」ビザから「経営・管理」ビザへの変更申請を致しました。

その後は、資本金の形成についての資料提出通知書が求められましたが、申請人の記憶違いもあり、それについては説明をさせていただき、正直に申告しました。

そして！

無事に「経営・管理」ビザをいただくことが出来ました。

よかったですね。

でもこれからが本番ですね。

お客様の事業が発展しますよう、心からお祈り申し上げます。