留学生の出席率と留年について

日本に「留学ビザ」で大学などに留学している外国人で、出席率が低かったり、留年してしまった場合、ビザはどうなるのでしょうか？

「留学ビザ」の更新時に、出席率や留年が関わってきますのでご心配のある方は確認してみてください。

出席率はどれくらいあればいいの？

出席率がどれくらいあればいいかは、大学、専門学校など、どこに通っているかによって異なります。

＜大学の場合＞

大学は単位制ですので、出席率は関係ありません。（単位が取れていなければ留年になります。）

＜専門学校の場合＞

出席率８０％以上…問題なく更新できるでしょう。

出席率７０～７９％…合理的理由があれば大丈夫です。

出席率６０～６９％…特に合理的な理由があれば大丈夫です。

出席率５９％以下…更新不可となるでしょう。

＊特に合理的な理由とは、例えば病気などです。この場合、診断書が必要となってきます。

＜日本語学校の場合＞

出席率８０％以上…問題なく更新できるでしょう。

出席率７０～７９％…合理的理由があれば大丈夫です。

出席率６９％以下…更新不可となるでしょう。

＊合理的な理由とは、体調が悪かったなどです。

出席率が８０％未満の場合は、なぜ出席率が悪いのかを、理由書に書いて提出することをお勧めします。

留年したら更新できない？

留年をしてしまった場合は、その回数によって更新できるかが異なります。

留年１回目…更新できます。

留年２回目…更新できる場合とできない場合があります。

留年３回目…原則更新できません。

万が一留年してしまった場合は、なぜ留年してしまったかを今後の対応も含め、理由書に書いて提出することをお勧めします。