「技術・人文知識・国際業務」ビザの変更申請をさせていただていたスリランカ人のお客様が、申請中に就職を取りやめたいとご相談をいただき、「特定活動（６月・就職活動）」ビザに変更申請をさせていただき、無事に許可をいただきました！

当初、お客様は日本の専門学校を卒業され、就職が決まったため「技術・人文知識・国際業務」ビザに変更したいとご相談にいらっしゃいました。

就職が決まった会社様は、とても規模が大きく、担当者様の対応もとてもいい会社様でした。

外国人も複数名働いておられ、いい会社に就職が決まってよかったねとお客様とも話していました。

お客様は、在留期間満了日まであまり日にちがない中、担当者様には大変ご協力をいただき、「技術・人文知識・国際業務」ビザへの変更申請を行いました。

しかし、しばらく経って、お客様から就職を取りやめたいとご相談をいただき、とても驚きました。

もう間もなく結果が出るのではないかという時期でしたので、正直困惑しました。

一身上の都合、ということで、詳しくは書けませんが、お客様の意思は固いご様子。。。

他に行きたい会社があるようですが、内定どころか面接もしていないとのこと。。。

本当にいいのか、慎重にヒアリングさせていただいた上で、候補の会社を含め、再度就職活動をすることに決めました。

就職が決まっていた会社様には、私からもご説明させていただき、仕方がないことだとご理解を示して下さいましたが、たくさん時間をかけていただいたので、申し訳ない気持ちになりました。。

でも彼の幸せのためと言って下さり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、お客様は既に申請しており、時期的に審査も進んでいると思われるため、結果が出てしまう前に急いで行政相談に行き、事実を正直に話し、「技術・人文知識・国際業務」ビザへの変更申請を取下げ、「特定活動（６月・就職活動）」ビザへの変更申請をさせていただくことになりました。

申請書類としては、「申請内容変更申出書」を作成し、「特定活動（６月・就職活動）」ビザへの変更申請書一式と一緒に申請しました。

その後、約２週間で、無事に６月の許可をいただけました。

これまでは在留期限ギリギリでしたが、少し猶予が出来たので、就職についてよく考え、次は同じことがないよう慎重に就職活動をしていただきたいと思いました。

何はともあれ、よかったですね！