愛知県に会社がある社長様からのご紹介で、製造業を営むお客様がミャンマー人を採用したいとご相談をいただきました。

ミャンマー人の方は、日本の専門学校を卒業されたばかりでしたが、専門学校で学ばれた知識はこの製造業の会社では生かせそうにありません。

母国では大学を卒業されているとのことでしたので、大学の卒業証明書・成績証明書を見せていただいたところ、学ばれた知識と職務内容に関連性があると判断したため申請させていただくことになりました。

とは言ってもお客様の会社では現場作業とみなされる危険性があると感じました。

そのため、製造現場を詳細に見せていただき、申請人の職務内容だけでなくその前後の仕事の流れや、それ申請に関係なくないのでは？と思うようなことまで疑問に思ったことは全て教えていただき、丁寧に書類作成を致しました。

しばらくして、入管から以下のような資料提出通知書が来ました。

①申請人と同様の職務内容の人の学歴と報酬額について説明した文書

②担当職務が記載された従業員リスト

③職務内容についてどのような学術的な知識が必要かを詳細に説明した文書

④その他

①については、職務内容が近い従業員はいますが、学歴と経験年数は申請人とは違い、報酬額にも差がある理由を説明した文書を提出しました。

③については、十分詳細に説明したのに。。。と正直思いましたが、さらに詳細にとのことなので再度会社様に行き現場を見せていただき、お客様にもヒアリングをし直して、さらに詳しい文書を提出しました。

社長様とビザ業務についていろいろ話していたところ、「先生が風穴を開けてくれ！」と言われていたので私も力が入っていました。

そして！

その後、無事に許可をいただくことが出来ました！

本当によかったですね！

ご紹介いただいきいろいろと心配をしていただいた社長様、何度も現場に入れていただきしつこいほどお話を聞かせていただいた社長様、いつもご丁寧に対応いただいた事務員さん、本当にありがとうございました。

一人の就職、ビザ申請に、たくさんの人の想いが詰まっています。

頑張ってお仕事して下さいね！

私は、少しでも風穴を開けられたかな？

これからも精進します！