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在留特別許可!「日本人の配偶者等」ビザの許可!

愛知県にお住いのお客様の「日本人の配偶者等」ビザの在留特別許可をいただきました!

 

知人の紹介で、パキスタン人男性と日本人女性のご夫婦が相談にいらっしゃいました。

 

 

パキスタン人男性は、約6年前に短期滞在(90日)の在留資格で来日され、在留期限が切れても日本から出国せず、オーバーステイ状態であると聞きました。

その間に日本人の奥様と知り合われ、数カ月前に結婚し現在に至ります。

 

ご主人様がオーバーステイであることは、交際中に知ったとのことで、そのことで喧嘩になることもあったそうです。

いろいろありましたがご結婚され、弊所にご相談に来られた時には、お二人のお子さんがおなかの中におられました。

 

 

奥様はやはり生まれてくる子のことを第一に考え、「在留特別許可申請」がしたいとご希望されました。

 

 

 

申請前には、たくさんのことを質問させていただきます。

知り合ってから現在に至るまでの交際の経緯はもちろんのこと、入国時からオーバーステイになるまでのこと、オーバーステイ中にどうやって生活していたか、ご家族について等もお聞きします。

 

その中で方針を決めて書類収集、書類作成をしていくのですが、その途中で大きな問題が発生しました。

 

 

詳しくは書けませんが、在留特別許可申請をやめる、やめない。までに発展してしまい、とにかくよくご夫婦で話し合っていただくことにしました。

 

しかしその間にも、おなかの中のお子さんは成長していきます。

奥様にも多くのご協力をしていただかなければならないところ、どんどん身重になってしまい、またメンタル面もとても心配でした。

 

初めての出産で、旦那様はオーバーステイで日本を出国しなければならないかもしれないし、働いてもらうことも出来ません。

ご両親に頼ることが出来ない状況もあり、本当に奥様は頑張られたと思います。

 

 

ご主人様の方がオーバーステイで、在留特別許可申請をするご夫婦をたくさん見てきましたが、皆さん共通して奥様は強い!

見た目で人を判断するわけではないですが、とても優しそうな方であっても、在留特別許可申請に対しては、「絶対に私が夫を守る!」っていう気概がある方ばかりなんです。

本当に精神的に強いな~と感心してしまいます。

それに対してご主人様は、何とかなるって思ってるんじゃないの?って感じの方が多く、「あなたのことですよ?」って思わず言ってしまいます。(失礼しました。。)

 

きっとご主人様本人も不安なんでしょうけど、不安だ、不安だと言っても仕方ないので、大丈夫なように振舞ってるんですよね。。

つい女性の方に感情移入してしまって、奥様の味方になってしまいます。

 

これは私が大いに反省しなければならない点だと思いますが、一方で奥様の気持ちに寄り添ってあげるのも大事なことだと私は思っています。

きっと誰にも相談できないでしょうし、アドバイスをくれる先輩のような人もいなくて不安で仕方ないでしょうから。

そういう気持ちも一緒に乗り越えていけたらいいなと思います。

 

 

 

そして!

無事に在留特別許可申請の許可をいただくことが出来ました!!

「日本人の配偶者等」のビザが許可されました。

 

 

本当に良かったですね~!

そして許可の後、可愛~いベイビーも産まれました。

目がくりくりで、お二人のいいところをギュってした感じです。

 

子育ては大変だと思いますが、家族三人で末永くお幸せになって下さいね!

 

 

 

お客様の感想や、申請から許可までどうだったか等は、改めて記事にしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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