名古屋で大学を卒業したベトナム人の方から、東京に就職が決まったのでビザの変更がしたいとご依頼を受けました。

東京に引っ越すタイミングを、ご本人様はビザ変更の許可が下りてから引っ越したい、企業様はすぐにでも引っ越して東京でビザ申請をして許可後はすぐに働いて欲しい、ということでご希望が合致しないところからスタートしました。

結論として、ご本人様の意思を尊重する形で名古屋での申請になりました。

社長様が大変お忙しい方でなかなか連絡が取れない日もあり、それはご本人様にとっても同じだったようで、コミュニケーション不足から一旦申請を保留するという事態にもなってしまいました。

よくよくお話を伺うと、社長様は申請人をとても大切に考えられており、ご本人は社長様がお忙しいからと遠慮して何でも自分でやろうとしてしまうことですれ違っていることがわかりました。。。

このすれ違いで雇用契約がなくなってしまうのはありえない！

そう強く思い、弊所のベトナム人スタッフに通訳してもらうなどして、何とかお二人の関係を元通りになるよう努力しました。

その甲斐あって申請をすることができました。

しかし！！！

業務量が少ないという理由でまさかの不許可に。。。

すぐに不許可理由の聞き取りに行くと、既に別の「技術・人文知識・国際業務」のベトナム人が働いているにもかかわらず、そもそもこの業種では難しいと言われてしまい、東京での審査はわからないとの説明を受けました。

しかし業務内容に問題はなく業務量も明らかであるため、より詳細な業務内容やスケジュール、具体的な対応数などを示し、また写真や社内資料などを添付して徹底的に書類を作成し直して再申請しました。

その間、申請人様と会社様には大変不安な思いをさせてしまい、本当に申し訳なく思いました。

また社長様はお忙しい中ご協力いただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

そして再申請後は追加資料が来ることもなく、無事に許可をいただきました！

本当に一時はどうなることかと思いましたが、無事に許可をいただけて本当に安心しました。

関わらせていただく時間が長かった分、より許可のお知らせがうれしかったです。

新しい住まい、新しい環境になって大変だと思いますが、お仕事頑張って下さいね！