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5.282022
インド人「家族滞在」ビザ1年以上かけて許可!
埼玉県にお住いのインド人のお客様から「家族滞在」ビザのご依頼をいただき無事に許可をいただきました!
名古屋に住むスリランカ人のお客様からご紹介いただき、最初にお話をさせていただいたのは1年以上前。
「特定活動」ビザから「家族滞在」ビザへの変更申請が不許可になり、出国準備期間で残りの期限が2カ月を切って困っているとのご相談から始まりました。
お客様は15年以上前から日本に滞在しており、一番最初の在留資格は「留学」でした。
その後、事情の変化があり、「技術・人文知識・国際業務」ビザ、「経営・管理」ビザ等その他、複数回変更申請を行いますがいずれも不許可に。。。
奥様と結婚後に「家族滞在」ビザへの変更申請をし不許可になったところでした。
奥様は「技術・人文知識・国際業務」ビザで同居しておられましたが、出産して職場復帰したばかりで、小さなお子様がおり、とても大変な状況でした。
また、不許可の理由については様々ですが、共通していることは在留状況不良でした。
まずは東京入管に直近の申請の不許可理由の聞き取りと、現在の状況説明をした上で今後の方針について相談しました。
その後は「家族滞在」ビザの認定申請、また時期を見て「特定活動」ビザ(新型コロナウイルス感染症の影響による帰国困難)への変更申請をしました。
その際、在留状況不良について、過去には戻れないので、反省すべきところは素直に反省し、今後の取り組みについても十分に話し合い書類を作成していきました。
その後は再度、在留状況不良を理由に「特定活動」ビザではなく「短期滞在」ビザに変更申請するよう指導があり、「短期滞在」ビザの許可をいただき、複数回更新を行いました。
「家族滞在」ビザの認定申請については、何カ月待っても結果は届かず、問い合わせると審査中であるとの回答であったり、一旦帰国しなければ許可できないとの回答もありました。
新型コロナウイルス感染症の影響で帰国できないのに。。。
前にも後ろにも進めない状況が長く続きました。
お客様にとってはとても長い期間だったと思います。
それでも奥様とお子様と一緒に暮らしているのは救いだったと思います。。
その間お客様と何度もやり取りをしました。
お客様は半ば諦めているような時もあり、私自身今後どうしたらいいのだろうと考えてしまうことも正直ありました。。。
相当期間待った後、東京入管より資料提出通知書が届きました。
私はやっと審査が進むのだと喜びましたが、お客様は不交付になると思い込んでいるので、最後まで諦めずに頑張りましょうとお伝えしました。
その後1週間で、待ちに待った認定証明書が届きました!!!
写真をメールで送りましたが、お客様は信じられない!!!と興奮されていました。
もちろん私もうれしくてうれしくて、本当にうれしかったです。
認定申請書の交付ですので、「短期滞在」ビザから「家族滞在」ビザへの変更申請をさせていただき、無事に許可をいただくことができました!
何度不許可になっても諦めない、可能性がある限り最善を尽くす。
当たり前のことですが、これほど実感できた瞬間はありません。
奥様もとっても喜んでくださったようです。
これで安心して家族3人仲良く暮らせますね!
ありがとうございました!